こちらは高知県土佐市にて土佐文旦を栽培している高橋農園のホームぺージです

令和5年度温室土佐文旦の生育状況

このページでは、高橋農園で栽培している温室(ビニールハウス栽培)の土佐文旦の現在の状態や今年の出来具合を順次アップしています。
収穫までの成長の様子をご覧いただき、ご購入の際の参考にしてください。

過去の生育状況はこちら ▶ 2021 2022

9月

順調に大きく育っています

実1

2回の摘果を終え、実も大きく成長してきました。ハウスの外から眺めると大きく育った文旦の実が目立つようになっています。(色はまだまだみどり色です)今年も収穫まで残り3か月ほどですね…!早いものです。

手のひらにのせるとこのくらいの大きさです。(画像)ここから収穫までの間に実の中に果汁がたっぷり入りずっしり大きくなっていきます。

実2

近頃の温室の作業は、新芽が木の上にどんどん伸びてくるので、芽よりも実に栄養が行くよう、新芽を切る作業を行っています。

ハウス全体を周りきったと思えば、あっという間にまた新しい芽が伸びているので、終わらない作業でもあります。こういった作業も実の出来にいい影響を与えていると思いながら引き続き頑張ります!

9月

屋根の樋(とい)の補修をしました

サビを削る

お久しぶりです。あっという間に9月になりました。8月の高知は雨や曇りが続く日が多かったのですが、9月は今のところお天気に恵まれています。

文旦の栽培作業の中では夏場は比較的余裕があるので、今年はビニールハウスの屋根の樋(とい:雨水が流れる溝)補修を行いました。こちらは数年に一度行う作業です。

といぬり

樋にできた錆は雨漏りの原因となり、水分管理をして糖度をあげる温室文旦にとっては致命傷といえます。 まずは手作業で樋の錆を削っていき、その上から新しく塗料を塗りました。(画像を見ると見違えますね!)

日差しの照り返しも強く、この日の作業が終わると顔が日焼けで真っ赤になっていました。そして次の日ずっと屋根の上でしゃがんでいたので筋肉痛で歩くのが大変でした・・・笑

3月

花が咲いたので受粉作業をしました

花の集合体

今年度もはじまりました。2月から露地文旦の発送をしていたらあっという間に春がやってきます。3月になり温室土佐文旦の花が咲いたので受粉作業を行いました。花付きも順調な様子でよいスタートが切れそうです。

文旦の花は写真のようにまとまって大量に咲いている場合もあります。この場合はすべての花ではなくいくつか選んで受粉をします。(そうしないと摘果する実が多くなって大変です・・・!)

受粉作業

逆にポツッとその枝に1つだけ花が咲いている場合は、それを逃したら実ができないので目を光らせて受粉します。

期間中は何度もハウス内を廻りぬかりないよう丁寧に作業しました。この花1つ1つから、大きな文旦の実が育っていきます。今年度もぜひ見守ってください。


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