こちらは高知県土佐市にて土佐文旦を栽培している高橋農園のホームぺージです

令和4年度温室土佐文旦の生育状況

このページでは、高橋農園で栽培している温室(ビニールハウス栽培)の土佐文旦の現在の状態や今年の出来具合を順次アップしています。
収穫までの成長の様子をご覧いただき、今年の出来具合を見て、ご購入の参考にしてください。

他の年の生育状況はこちら ▶ 2021 2023 2024

11月

温室土佐文旦の収穫

温室収穫

11月も下旬に成り、温室土佐文旦もいよいよ収穫です。 今年も温室の中で黄色く色づいた文旦がたくさん出来ました。

黄色の実できれいに彩られていた文旦の木も収穫すると木があっという間に緑に戻り、少し寂しい気持ちもありますが、これから全国の皆さんへお届けできると思うと嬉しくわくわくする気持ちになるものです。

温室文旦11月

温室といえど日光や温度の変化などその時々自然の影響を受けるものですので、今年の仕上がりがどうなのか、最後の最後まで毎年不安と隣り合わせです。(収穫の合間に味見をした温室文旦はとても美味しかったです!)

今年も皆様に美味しく召し上がって頂けますように。

9月

ビニールハウスの屋根掃除

温室文旦9月

園主の娘です。久しぶりの更新となりました。あっという間に夏が過ぎ、秋の気配がしてきました。 温室ハウスの文旦も順調に成長しており、少しずつ黄色く変化してきています。

夏場は新芽もどんどん出てくるのですが、実に栄養が行き渡るように定期的に手作業で新芽を落とす作業も行ってきました。

屋根掃除

9月に行ったもう一つの大変な作業!それは、ビニールハウスの屋根の洗浄です。 当園の温室のビニールの張替えは5年に一度ですが、その間にだんだんとフィルムが汚れてきます。 汚れが増えると太陽光がハウス内に届きにくくなるため、この時期に屋根に上り洗浄を行っています。

写真でもわかると思いますが、洗浄後は張り替えたばかりのように綺麗になります!作業後の温室内に入ると、やっぱり明るい!文旦を思う園主のこだわりの作業です。

5月

初夏の温室摘果作業

摘果1

園主の娘です。あっという間に5月!ここで受粉作業を紹介せぬまま、摘果まで進んでしまいました・・・( 申し訳ございません!)今年のハウスも花付きは順調で、受粉も無事終わり小さい実がたくさん出来ました。

せっかくついた実ですが、品質のいい大きい実を収穫できるよう摘果作業で一気に数を減らします。(写真参照) 同じ枝の先からいくつも実が出ているところは、基本的には1つにしています。

摘果2

実、なくならないかな・・・?と心配になりますが、こうしてあげることで選ばれた実に栄養がたっぷり届き大きく育っていきます。この作業は時期をあけてもう1回行います。

下にある枝は見づらいので、地面に寝転がっての作業。去年還暦を迎えた園主も頑張っています。 この作業をしていたからか、事務所の床にダンゴムシが3匹・・・!(ぎゃー!)おそらく園主にくっついてきてしまったようです。

2月

芽吹きはじめた小さな葉とつぼみ

新芽1

11月の収穫が終わった後、温室栽培の文旦は園主がすぐに剪定を行い、 不要な枝葉を切り落とし、木の形を整えます。

剪定後、ハウスは文字通り温室状態に。加温をして温度を保ち、木に春が来た!と思わせます。

するとこのように枝から次々と柔らかく明るい緑色をした小さな新芽が顔をだしてきます。

新芽2

新芽の先や枝から小さなつぼみも芽をだしてきました。

冬場は文旦の発送時期が重なっており、当農園も繁忙期でバタバタしているのですが、
そうした間にも木は次の実をつけるために止まらず成長し続けています。

自然なことと思いがちですが、たくさんの実を実らせたあと、また新芽や花を芽吹かせてくれる文旦の木に感謝の想いです。


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